新・輪島市と波の華

2006-02-04 PM 2:06 by moto

平成18年2月1日、輪島市と門前町は合併し、新しい輪島市が誕生しました。それに伴い輪島市の公式ページもURL変更&リニューアル!

◆新輪島市 公式ページ
http://www.city.wajima.ishikawa.jp/

さて、なぜいきなり輪島市のサイト紹介なのかというと、実は“波の華”を見るために情報を集めているところだったんですよ。

波の華(波の花)は冬の能登の風物詩として知られ、厳寒の荒波にもまれた海中に浮遊する植物性プランクトンの粘液が石鹸状の白い泡を作って生成すると言われています。最初は白くきれいですが、時間が経つにつれて岩床の細かい粒などが混ざってうす黄色になっていきます。見頃は11月中旬から2月下旬の寒く海が荒れて波が高い日です。– 輪島市 –

こちらのページには「波の花予報」があり、事前にチェックしておけば波の花の海が分かるんですよね。しかもサイト内にはライブカメラの情報もあり、現在の日本海の様子が手に取るように分かるんです。

前述の通り、今日は能登町(旧・内浦町)秋吉地区の“あまめはぎ”を見に行ってきました。これは“あまめはぎ”と呼ばれる鬼のような面をかぶった子供達が、地区内の家々を回り、小さな子供達を驚かすような伝統行事なのですが、きっと今頃まだ秋吉地区には子供達の泣き声が響いているのでしょうね。

さて、怠け者の証拠である“あまめ”をはがすのがこの行事の主旨という事で今回はじっくりと眺めていたのですが、どうやらこの行事には別の意味もあるようです。

私が事前に感じたのは「泣かされた子供達が、これを経験に大人への一歩を歩みだすのかな?」と思ったのですが、実際に見た感想としては、本当に大人への一歩を歩みだすのは“あまめはぎ”に化けたお兄ちゃん達なのではないか?ということです。

簡単に言うと、組織の中で上に立つ(管理する者)にはそれなりの経験と勉強が必要だということを、この行事を通してお兄ちゃん達は学ぶのではないでしょうか?

“あまめはぎ”は仕事(あまめをはぐ)の報酬として、竹筒にお金を入れてもらい、家を後にしました。なんとなく社会の縮図がここにあるような気がしませんか?

ま、たまったもんじゃないのは泣かされた小さい子供達なんですがicon_ga-n.gif

「もっとワンワン泣いてくれたほうが、おじちゃん嬉しいなぁ~」なんて、周りのみんなで囃(はや)し立てるもんですから、あまめはぎが怖いやらおじちゃんは無理強いをするやらで、もうボロボロです。

いつかキミも“あまめはぎ”になって、仕返ししてやりなさいね~icon_hahaha.gif

能登町(旧・内浦町)秋吉地区にて本日17時より、国指定重要無形民俗文化財「あまめはぎ」が行われます。
以下、あまめはぎについて引用

節分の夜、子供達が手作りの鬼の面と藁蓑の前垂れを付け、手に木製の出刃包丁とサイケ(竹筒)を持ちそれを鳴らして「あまめ、あまめ」と言いながら地区内の家を回ります。子供達は、家の人からお菓子や小遣いをもらって退散し、次の家に向います。旧・内浦町では他の数地区でも「あまめはぎ」が行われています。「あまめ」とは、囲炉裏で暖を取りすぎると脛にできる火だこのことで怠け者を称しています。 – 我楽多家 –

似たような伝統行事は奥能登の他地域や東北地方にもありますが、怠けている子供を驚かす役目が大人ではなく、同じ子供であるという所が面白いですよね。

私も見に行く予定ですが、一年に一度のこの行事。この機会に見学されたい方は秋吉地区“あまめはぎポケットパーク”(地図)付近に17時ごろいらっしゃれば、その近くの民家で「あまめはぎ」は行われますので、貴重な国指定重要無形民俗文化財を見ることができるかと。

『わ~るいごは、いね~がぁ~』

って、これはナマハゲかicon_ase.gif