能登町(能都町)の民話集

平成14年2月15日。能都町(現在の能登町)教育委員会より、ある1冊の本が発行されました。タイトルは『能都町の民話・方言集 -ふるさと昔話-』。これは核家族化が進む中で、地域に語り継がれてきた民話や方言が少しずつ消えゆくことに危機感を覚えた当時の教育委員会が、昭和52年に発行した民話集をもとに、町内の中学生が描いた挿絵を加えるなどして発刊したものです。

発刊から更に年月が経ち、当時の教育委員会の方々の思いとは裏腹に、能都町の民話はまたもや消滅の危機に瀕しています。地元の方であっても、このような表紙の民話集を見たことが無い方も多いのではないでしょうか?もちろん図書館などに足を運べば閲覧することも可能なんですが、やはり民話は語り継がれるもの。

「口コミ」というメディアから、紙媒体のメディアに。そして今、インターネットの流れに乗せて電子メディアで誰でも閲覧できるようになることが、能都町の民話を消さないための一つの手段になるのでは?という思いから今回、能登町教育委員会の許可を頂き、このブログに全24話を連載することにいたしました。


  1. 百合若とミドリ丸
  2. 羽衣のかかっていた弁天島
  3. 鵜川の天満宮の由来文書
  4. 飼い主を忘れぬ賢い犬
  5. 大蛇の鱗のついた袈裟
  6. 藤ノ瀬の火宮神社、姫滝神社の縁起
  7. 田舎の黒烏
  8. 菅沢の宮の奇説
  9. 狸の化けと人の知恵
  10. 夫婦タブ
  11. 虎御前の墓と長島
  12. 八淵の蟹橋
  13. 賽の河原
  14. 喜太郎むじな
  15. 薬水と観音
  16. 蛭子神社と戎講
  17. 葭ヶ池と娘
  18. 柿バッコウ
  19. 市姫と縁取市
  20. 古タヌキと貴船神社
  21. 大田原弥十郎
  22. 山田の大蛇と山田城主
  23. 久田船長物語
  24. 横綱阿武松緑之助

※原文は、分かりにくい表現や方言がありましたので、多くの方にご理解いただけるよう、勝手ながら改編した部分があります。ご了承ください。

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