山田の大蛇と山田城主

2005-12-24 PM 3:28 by moto

山田川の中流あたりにある木住地区の本村には、西北の本木地区から流れる川との合流点「木住の渕」がありました。

木住の渕は渦が青黒く、そして深く渦巻く物凄い場所で、さらには川の上まで杉の老木が茂っているため、昼でも身の毛のよだつ淋しく恐ろしい場所でもありました。

この渕には大蛇(竜)が長年の間“主(ぬし)”として住んでおり、道行く人を捕って食い殺すことがしばしばありました。またその猛威は、上流の竜村(現在の鮭尾地区)まで奮っており、人々はたいそう困っておったということです。

さてそんな木住の渕での、ある夏のこと。大蛇(竜)のことなど何も知らない馬に乗った旅の武者が、この辺りにやってきました。

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