羽衣のかかっていた弁天島

2005-12-15 PM 2:25 by moto

第2回のお話、こちらも全国的に似たような話が広く伝わっている、天女と羽衣の民話です。ただ能登町の民話は、地名の由来にもなっているなかなかロマンティックな話です。また話の中で「弁天島」と出てきますが、これは前回の真脇温泉から見える弁天島とはまた別物。今回の弁天島は国民宿舎能登うしつ荘から、ちょうど綺麗に眺めることができます。

うしつ荘からですと鳥居や祠が見えないので違った角度から撮りました。(2007年1月OYAJI)

昔々、能登町・田ノ浦のほとりで人々の暮らしが始まった頃、この湾に七羽の白鳥が舞い降りました。美しい海の輝きに誘われた天女たちが、白鳥に姿を変えて水浴びに訪れたのです。天女は、湾に浮かぶ小さい島の松に、着ていた着物をかけて楽しそうに戯れていました。

その様子を偶然見かけた村の若い漁師「乙蔵」は、水に戯れる白鳥の美しさから、それが天女の化身であることを感じ取り一目で魅せられてしまいました。そして密かに忍び寄って、松の木にかけてあった天女の羽衣を一枚盗んでしまったのです。

乙蔵は忍び足でその場を立ち去ろうとしました。

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