天狗平の御所桜近くの林道から輪島方向へ山を進んでいくと、周りの木と比べても一際大きい、なんだかオーラが漂っている巨木を見つけました。
どうやらこの巨木、旧・柳田村の天然記念物に指定されている“笠岩谷のケンポナシ”というらしいです。ケンポナシ?
よく知らない植物だったんで調べてみました。
ケンポナシとはクロウメモドキ科、ケンポナシ属の落葉高木で、学名は Hovenia dulcis Thunb 。
樹皮は暗灰色で、浅いたてみぞがあり、葉は互生し、有柄、広卵形、膜質。
枝は長く伸長し、樹冠はひろがり、花は頂生集散花序小形の淡緑色の5弁花。
花梗は肉質となり、その先端に球形の果実をつける。肉質枝は梨のような甘味があり、生食される。種子はその肉質をつけて落下する。種子は黒色で光沢がある。
分布: 本州、四国、九州
用途: 造園木ではないが、神社仏閣などに植えられている。
備考: 大木になると一見シナノキに似ている。黄葉が賞用できる。成長が早い。土性は選ばない。
開花時期: 6~7月
果実成熟期: 11月頃
う~ん、これって天然の梨って単純に考えていいのかな?とりあえず開花時期と、実の生るころにもう一度訪れようと思います。美味しいのかなぁ?