先日9日は、田の神様のあえのこと神事がhttp://noto-tourism.com/?p=5986 がおこなわれました。そして、2月11日 今日は起舟です。能登の漁師さんにとっては大事な一日です。
能登の各地区では、昔ほど盛大には日ごろお世話になっている関係者や親せきの人達との感謝を込めた酒盛りは行われていないようです。
この起舟ですが、古事記にも記されているようです。私では解読不能なのでまた詳しいことがわかり次第お知らせしたいと思います。
今日は、『舟霊様』を祝い酒を【ともからおもてに流して】神様にお神酒をあげてから祝宴をするようです。とも(船の後ろ)には梶がついており、一番大事なもの、舟の命、魂だと言われてきました。
色々と漁師の言い伝えがありますが、今では守れているかどうか・・・
舟に乗ると口笛を吹いてはならない ⇒ 風をおこす
味噌を持って入ってはいけない ⇒ みそをつける
ご飯の上に汁物をかけてはいけない ⇒ (波)をかぶる
とか、昔の漁師さんたちは今以上に命懸けだったことが覗えるような言い伝えですね。そんな、漁師の皆さんや農家の皆さんのお蔭でおいしいお米や魚を食べることができること日本的に見ると建国記念の日に一緒に感謝しましょう。