私に近づいて来た地元のバードウォッチャーとの会話です。ここからは、能登弁です。
バード(以下Bさん)『さっき、ここらにおった鳥、あんたさん 見たったけ?』
私 『ええ、近いとこで見ることできたわね』
B『おや、まいことしたったね。ツルやったかね』
私『なんもやわね。コウノトリとシラサギやったわね』
B『コウノトリ?ほんとかいね?うっそじゃないやろね』
私『なんもうっそじゃないわね。これ写真見てくだしね』
B『ほんとや。あんたさん、まいことしたったね。もっと、はよう来れたらよかったんぎけど、ああ もったいなっしゃな』
私『ところで、今日はトキは来とらんがかね』
B『あらぁ~、あんたさん なんも見とらんがかね。さっき あっちの看板のとこに餌 ついばんどったよ。まだおると思うけど、行ってみさしね。』
私『ほんとけ。看板とこて、白鳥の里のとこかね』
B『ほんながや。あの看板とこの裏っかわにおるはずや』
私『ありがとございみしたね。行ってみるわね』
といった感じで見つけたのがご覧のトキです。残念ながら朱鷺色の羽根を開いたところは見ることができませんでしたが、生まれた初めての生でのトキでした。
また、機会があれば探しに行ってみたいですね。